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信号待ちで止まっている時に車体がブルブル振動するというアクティー。停車時の振動は、そのほとんどがアイドリング不調かエンジンマウント(エンジンやミッションとボディーを繋いでいる部品)不良です。簡単な診断方法としては、エンジンマウントは前後左右に3箇所くらいで固定されている為、前後への負荷を変化させた時(停車時にDレンジとRレンジを入れ替える)に車体の振動に変化があれば、エンジンマウントの可能性が高くなる。この車両はDレンジで停車中、気分が悪くなるくらい振動するのに対しRレンジにギアチェンジすると驚くほど静かになった。
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各エンジンマウントを調べてみると、リア側のエンジンマウントのブッシュ部に亀裂があった。
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新品部品と比べてみると、ラバー2箇所で繋がっているうちの1箇所が完全に切り離れていた。
車両の振動が大きいと他の2箇所のエンジンマウントも傷みが生じてくるだけでなく、取り回しに余裕のない配線が損傷や断線してしまったり、通常接触していない部品どおしが接触し始めたりと二次被害を招く可能性が高くなります。信号待ちで振動が大きい車両は気を付けましょう。

お客様からの10万キロ手前でのタイミングベルトとウォーターポンプの交換依頼で作業開始。
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このウォーターポンプはエンジンにズボッとはまっているタイプなので、砥石での面研作業はあまり神経質にならずに済むので助かります。
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ウォーターポンプ取り付け、タイミングベルト取り付け終了。
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タイミングベルト交換時に横置きのエンジンはエンジンマウント(エンジンと車体の繋ぎ役でエンジンを支えている部品)を取り外す事が多いのですが、この車のエンジンマウントを留めているボルトががっちり咬んでいて外れにくかったのです。
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こちらがエンジンマウントを留めている2本のボルトですが、左側のボルトが曲がっているのが分かると思います。錆びによって外れにくかった訳ではなく、曲がってしまった事により取り外しが困難だったのですが、ボルトだけではなく、相手側のエンジンマウントのねじ山も傷んでしまっている為に通常再利用できるものが交換になってしまい、お見積りより5000円オーバーしてしまいました。このような想定外の部品交換は作業を始めてみないと分からないので、ご理解のほど宜しくお願い致します。ちなみに、このムーブと同じタイプでのエンジンマウント交換はこれで3台目になるのですが、強度不足なのでしょうか?

通常の街乗りでは症状が全くでないが、高速走行で軽くブレーキを掛けるとハンドルが小刻みに震えだしてくるというヴォクシー。ブレーキを作動させた時だけ症状がでるので、ブレーキラインのどこかに異常があるのですが、これは非常に多い修理の一つです。
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こちらはフロントのブレーキ廻りですが、タイヤと一緒に回転しているブレーキディスクローター(黄色の矢印)をブレーキパッド(白色の矢印)が両側から挟んで摩擦によって制動力を生み出して車を止めています。右側の錆び付いているブレーキディスクローター(水色の矢印)が元々車両に付いていたものですが比較しやすいように並べてみました。
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断面を見ると二枚の鉄の円盤が重なって一枚のディスクローターに成形されています。このディスクローターに腐食や偏磨耗などで歪みが生じてくると両側から挟みこんでいるブレーキパッドに振動が生まれ、ハンドルやブレーキペダルに伝わっていきます。症状が悪化すると、タイヤの回転に同調してブレーキペダルが上下に動くのがハッキリと分かるまでに至ります。怖いです。
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今回はブレーキパッドも偏磨耗していたので、お客様にご説明しディスクローターとブレーキパッドを同時に交換させて頂きました。同じような症状のある方は気に掛けてみて下さい。

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