ブレーキを踏むと車体が左に寄っていってしまうというスズキのキャリー(軽トラック)。
ブレーキを踏んだ時だけ症状がでる場合は左右ブレーキの制動力に差があるという事。
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ということで4輪のブレーキをしらべてみると右リアブレーキシリンダーよりフルードもれがあった。
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それにより、もれ出たフルードがブレーキライニングにしみ込んで制動力が低下し、ブレーキを踏んだ時だけ車体が左に引っ張られていた。
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シリンダー内のカップピストンを出してみるとシリンダー内の腐食によりゴムカップが傷つきフルードもれを起こしていた。
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シリンダー内を研磨して、傷んだゴムカップを交換。
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ブレーキドラム内を洗浄、新品のブレーキライニングを組み付け、調整して完了。