通常の街乗りでは症状が全くでないが、高速走行で軽くブレーキを掛けるとハンドルが小刻みに震えだしてくるというヴォクシー。ブレーキを作動させた時だけ症状がでるので、ブレーキラインのどこかに異常があるのですが、これは非常に多い修理の一つです。
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こちらはフロントのブレーキ廻りですが、タイヤと一緒に回転しているブレーキディスクローター(黄色の矢印)をブレーキパッド(白色の矢印)が両側から挟んで摩擦によって制動力を生み出して車を止めています。右側の錆び付いているブレーキディスクローター(水色の矢印)が元々車両に付いていたものですが比較しやすいように並べてみました。
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断面を見ると二枚の鉄の円盤が重なって一枚のディスクローターに成形されています。このディスクローターに腐食や偏磨耗などで歪みが生じてくると両側から挟みこんでいるブレーキパッドに振動が生まれ、ハンドルやブレーキペダルに伝わっていきます。症状が悪化すると、タイヤの回転に同調してブレーキペダルが上下に動くのがハッキリと分かるまでに至ります。怖いです。
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今回はブレーキパッドも偏磨耗していたので、お客様にご説明しディスクローターとブレーキパッドを同時に交換させて頂きました。同じような症状のある方は気に掛けてみて下さい。