
こちらが車両から取り外した冷媒装置。
緑円の所にブロアモーターが取り付いていて風を送り出します。

冷媒装置を分解したところです。エキスパンションバルブ(青い矢印)からエアコンガスが噴射され、ギンギンに冷やされたエバポレーターの隙間に、ブロアモーターによって風を送り込み(黄色の矢印)除湿冷却する仕組みです。エバポレーターからガス漏れしていたせいで、ガスと一緒に入れておいた蛍光液が噴き出して底の赤い矢印の所に溜まっていました。

右側の古いエバポレーターはエアコンガスが漏れてベタベタした所にゴミが目詰まりし、風量も弱くなっていました。

エバポレーターを交換した冷媒装置です。見た目にも綺麗な風が出てきそうな感じですね。車によっては、この冷媒装置の前にエアコンフィルターが付いていて、簡単に交換出来るものもあるので匂いが気になる方は交換してみてはいかがですか?
この冷媒装置を車両に取り付けて、エアコンガスを充填し作業完了です。