走行中、たまにエンジンルームより水蒸気が噴き出しオーバーヒートするというAK12のマーチ。
お預かりしてみると、確かにクーラントのサブタンクより噴き出した痕跡がある。
水漏れは見当たらないので故障診断機を接続してエンジンを暖機していくとコンピューターからの信号でラジエータファンのスイッチが入っているのにラジエータファンが作動していない。
イメージ 1
ラジエータファンモーターに入るカプラーの所で測ってみると低速回転の2番と高速回転の1番ともに電気がきていた。アースも問題なかったので試しにモーターを軽く叩いてみると回転し始めた。カプラー内の接点も問題ないのでラジエータファンモーター不良という事で交換します。
イメージ 2
この水色で囲まれた近辺の内側にラジエータファンが付いています。
イメージ 3
赤丸印のところにあったラジエータファンを取外した状態。
イメージ 4
この真ん中に付いているモーターを交換します。
イメージ 5
ちなみに、こちらの車両は初度登録年月より5年ちょっと経過するのに走行距離がわずか2700キロという当店の中でも1,2を争う低走行車両です。乗らなすぎもよくないのかも?!