朝、エンジンを掛けたらエンジンルームより”ガラガラッ”と凄い音がした後にハンドルが重くなったという平成10年式のトッポBJ(H42A)。
車の下に何か部品が落ちているとの事なので、そのままロードサービスのレッカーにて入庫。
ベルトが外れていたので、その近辺を見てみると何かが無い。
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水色丸の部分に付いているはずのオートテンショナーが破損して無くなっていた。
 
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右図、左側の部品が破損したオートテンショナー。
 
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左図、右側が新品部品なのですが、青色矢印右側部分がエンジンに固定、スプリングを介して青色矢印左側部分の先端にあるプーリー(赤色矢印)にベルトが掛かっていて、ベルトの張りを自動調整しています。今回はその青色矢印の真ん中から破損して割れてしまい、ベルトが外れて補機であるパワーステアリング、エアコンプレッサー、オルタネーター、ウォーターポンプ全ての機能が停止していました。
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こちらが、オートテンショナーを交換してベルトを取り付けた状態です。
1本の長ーいベルトで重要な補機の全てを回しているので、ベルトの点検はかなり重要です。定期点検整備を心掛けましょう。