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ハンドルを右に切ってカーブを曲がる時だけゴロゴロっと異音がするミニキャブ。
カーブで車両荷重が多くかかる時に、より大きな異音がするので左フロントハブベアリング不良と判断。
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左フロントハブベアリングの交換作業ですが、まずタイヤを外します。
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そして、ブレーキキャリパー、スピンドルナット、ブレーキディスクローターを外します。
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次に、真ん中のスピンドルを外して残った部分がハブベアリングです。
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ハブベアリングも取り外すと何とも頼りなさそうな状態に見えます…。
ここに車軸やブレーキなどの重要な部品が付いてるのが凄いですよね。

パーキングに入れてエンジンを切っても鍵が抜けないというカローラ。
まず、キーシリンダー近辺のカバーを外してみる。
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画面中央下側にある四角い部品がキーロックソレノイドといい鍵の抜き取りを制御しています。
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通常、シフトレバーがパーキングに入るとキーロックソレノイドに来ている電流が遮断されピン(黄色の矢印)がキーシリンダーのボタン(青色の矢印)に押し戻されて鍵が抜ける仕組み。
しかし、この車輌はシフトレバーをパーキングに入れてもキーロックソレノイドに電流が流れ続けている。
そうなると、シフトレバーがパーキングにあるかどうかを見極めているシフトロックコントロールスイッチか、そこからの信号をもとに制御をしているシフトロックコンピューターのどちらかの不具合が考えられます。
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こんどはシフトレバー近辺のパーツを外していきます。
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この青い矢印の部品がシフトロックコントロールスイッチで白い矢印の部品がシフトロックコンピューターです。
正常時にはシフトロックコンピューターよりシフトロックコントロールスイッチに電気が流れパーキングに入っているかどうかの信号をフィードバックしているのですが、そのシフトロックコンピューターからシフトロックコントロールスイッチまでの電源が来ていませんでした。
シフトロックコンピューターの電源、アースとも問題なかったので、シフトロックコンピューター不良と判断し交換。
無事に鍵が抜けるようになりました。
鍵が抜けないので挿しっぱなしのままスペアキーでドアの開閉をして乗られている方もいますが、ガラスを割られたらそのまま乗っていかれてしまうので修理をおすすめします。

ブレーキを踏むとゴーッと異音がするハイゼット。
分解してみると、見事にブレーキのパッド部分が無くなり土台の鉄でディスクローターを傷つけていた。
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新品のブレーキパッド(白い矢印)。パッドが無くなり土台の鉄がむき出しのブレーキパッド(黄色の矢印)。鉄がむき出しのブレーキパッドによってガリガリに傷ついてしまったディスクローター(水色の矢印)。
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通常であればブレーキパッド交換だけで済むところが、左右ブレーキディスクローターまで交換しなければならず、2万円くらいプラスの作業となってしまいました。
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きちんと法定点検整備をしていれば回避できるトラブルなのですが…。

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