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エアコンをつけて風を出すとカラカラっと音がするハイゼット。
風量を変化させるとカラカラ音も変化するので、音の聞こえてくる運転席足元をのぞいてみる。
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音は足元左側の奥(白い矢印)から聞こえてくる。
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これが、風を送っているブロアモーターです。
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取り外してみるとモーターの中心についているフィン(黒い矢印)にガタがあり、回転した時にブレて音がしていました。今回はお客様のご要望で中古パーツでのエコ交換です。ちなみに、左側が不良なブロアモーターです。
 

以前、修理工場でホーンは交換してもらったが鳴らないので修理してほしいというご依頼。
ホーン本体に電圧計を当てて測定したところ、ホーンボタンを押すと12Ⅴの電圧が確認でき、尚且つホーン本体のアース側はバッテリーのマイナスと導通があるということでホーン本体が怪しい。この時点でホーンを交換してしまいがちなのですが、もう一つ疑わなければいけない点があります。
それは、ホーンリレーです。
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この部品の役割は黒い矢印の端子にホーンボタンを押して電気が流れると水色のコイルに磁力が発生し紫色の端子の接点が繋がってバッテリーからホーン本体に直接電気が流れます。
この接点が不良となり大きな抵抗をもってしまうとテスターで測定するほどの小さな電気は流れるのですがホーンを鳴らせるほどの電気は流すことができないという状態になります。
ちなみに左側が新品で右側が古いリレーのカバーを外したところです。
修理は交換作業よりもどの部品が不良なのかを絞り込むまでがかなり重要なので、リレーは動作している音がなっているのでOKという診断はやめましょう。

ニュートラルからDレンジに入れると振動が出るだけでなく、発進時に“ガタッ”っとかなりの衝撃が車体から身体へと伝わってくるデュエット。発進時の振動は、エンジンの前側を支えているマウント不良が原因です。
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エンジンルーム前方の下側に前側エンジンマウントがあります。
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エンジンマウントを留めている3点のボルト位置です。写真左側にある2点のボルトはエアコンプレッサーを外さないと取れない位置にありました(T_T)
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こちらが新旧エンジンマウントです。古いほうはブッシュ部のゴムがちぎれてしまいグラグラした状態でマウントの役割を果たしていませんでした。
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新しいマウントを取り付けて終了…なのですが、今回はお客様の希望で負担の掛かる前後のマウント両方を交換してほしい、というご依頼なので引き続き後側エンジンマウントの交換作業に取り掛かります。

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